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こでは、XOVERに関するちょっとしたネタや裏技、小話を製作者の一人であるS3が、 飽きるまで毎週書いていこう、というものです。 こちらは基本的にプレ イしたことのある人を対象に書こうと思っているので、 まだプレイしていない方、これからプレイする方は閲覧をご遠慮ください。 |
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X OVERではクリアすると、クリアに応じたコマンドが公開されますが、 それ以外にも隠しコマンドをいくつかいれております。 今回はそのうちのひとつを公開! ボスのみと戦闘: タイトルメニュー時にRB+LB 同時押しすることで、道中を飛ばしてボスのみと戦闘できます。 ボス戦の練習などにどうぞ。 |
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■ 今回の特徴としては、やはりXNAとはいえ、当サークル初となる家庭用ゲーム機でのリリースということ、 720pでの2Dフルアニメーション、というところでしょうか。 家庭用ゲーム機では色々とセオリーが存在し、後半のピアレビュー前には、 審査の基準とゲームの仕様が異なっている部分が数多く存在し、 主に対ピアレビューとして、ゲームの内容以外の部分で仕様変更を行いました。 全体的に家庭用ゲーム機である、ということを非常に意識していたのですが、 やはりコンシューマゲーム開発者の間にある暗黙の了解的な部分は、こちらで全く知らなかったため、 随分苦労しました。 720pでの開発は、今までの作ってきたオブジェクトを拡大して使わないといけないわけですが、 そうなると1080pでは更に拡大されることになり、流石に汚く見えてしまうので、 今回全て新たに書き直しました。 今後、sectionS開発のゲームはワイド画面が普及したこともあり、今回を機に720pを前提として開発したいと思っています。 レンダリング画像は今までの敵キャラが登場しますが、 これも今回新しくレンダリングしなおしました。 Shadeを使用したのですが、PNG形式などで出力できれば、キャラ関係ももっと綺麗に描画できそうですね。 そういう意味では、まだまだXbox360での2D横STGは綺麗になると思います。 今回、XOVERの製作環境は1280x720x32ビットカラーで、VRAM256MBを想定して開発しました。 Xbox360的にはVRAM512MBまでの可変のようなので、もうちょっとグラフィックに拘ることが出来るかもしれません。 また、XOVERでは結果的にVRAM256MBも使い切らなかったので、 上記とあわせて、2Dではまだまだ進化の余地を残していると思っています。 ・・・まぁ、その進化をsectionSがやる、というわけではないのが重要なポイントなわけですが、 今後、家庭用ゲーム機でのリリースはXNAを含めて全く未定のため、 個人の方なり、ゲーム会社の方なりにやってもらえればいいんじゃないかなぁと思っています。 初期のXOVERでは、後半ちょっとだけ処理落ちしてしまい、ここはツール内部でライブラリを噛ませたりしているので、 しょうがないかなぁ、と思ってました。 中期のバージョンで重くなってしまい、後半だけ敵キャラのバーニアエフェクトを削った敵を用意し、 大分軽くなったのですが、連射しすぎると一瞬処理落ちしてしまいます。 Xbox360の描画能力をもっと高く見積もっていたので、 製作環境のGeFORCE7600GSでは全く問題がなかったのですが・・・。 そこら辺は家庭用ゲーム機製作のノウハウのない、 sectionSの弱い部分が露呈してしまったところかなぁと思っています。 最終的には連射制限することで更にオブジェクトを抑制して、 処理落ち対策としました。 XOVERでは全体的にあんまりド派手な感じにはしなかったのですが、 これは今回の方向的に、サンプルとして提供されるのであれば、 やはりオーソドックスな形のほうがいいのかなぁ、等と色々内部で話し合った結果、 当たり前のことを当たり前に720pでやる、という目的で、 割と地味な感じになっています。 まぁ特徴が薄いというかよく言えば堅実な作りですが、 今後、X OVERが何らかの形でサンプルとして提供される場合、 色々弄り甲斐のあるようにはしているつもりなので、 そういう機会があったら自由に弄ってみてください。 |