OVERRAY´―オーバーレイダッシュ― 兵器設定

WAKU_B1.GIF - 128BYTES □実弾兵器と光学兵器 WAKU_B2.GIF
THEADSSM.JPG □□□

 ビームやエネルギー、レーザー等による兵器が
 全盛となっていたが、この世界ではABCシステムが
 存在していため、間接的に攻撃することになってしまう
 ビーム兵器などよりも、直接攻撃することが可能な
 実弾系兵器などの重要性が高かった。
 直撃による物理ダメージと、その後の爆発による
 2次攻撃で、ビーム兵器以上に決定打となる場面が
 多々存在した。
 実弾兵器ではビーム兵器などには不可能な
 サーチ(誘導)が搭載されている。
 実弾兵器自体の開発は既に終了しており、
 全世代的な感じが漂うが、攻撃の信頼性と言う意味では
 最良の兵器であった。
 戦闘に配備されているのは最高、最後の傑作と言われる
 tヘッズである。
 このため現在でも実弾兵器(といってもtヘッズのみ)の
 生産は続けられている。
 唯一の欠点として、弾数が限られていることが上げられる。
 大型兵器以外での有効な活用は難しかったようである。

 右図は実弾兵器のtヘッズ

 …

 では、ビーム兵器はABCシステムの前では役立たずなのか?
 もちろん、理論上ABCシステムに出力されるエネルギーであれば、
 確かにビーム兵器は無意味である。
 しかし、実質的にビーム兵器よりも高い出力のエネルギーを用い防ぐABCシステムの仕様上、
 どうしてもABCシステムの出力制限…即ちジェネレーターが枯渇してしまう、
 という根本的な問題が存在したのである。
 つまり、ジェネレーターの制限がある以上、ビーム兵器を当てつづけ、
 ジェネレーターを枯渇させつづければ破壊が可能、ということである。
 このことから、アビス側の兵装にはABCシステムの重要度は低く、
 攻撃面を重視する傾向にある。
 年々、攻撃に必要なエネルギーが増加傾向に移っており、
 新しい粒子を発見しては、即採用と言う状況が続いている。
 そのため、機体に限られた出力のABCシステムで防ぎきるのは不可能である。

 レイ側…AXERとACERには、バランスを求められた結果、
 高度なABCシステム等が搭載されている。
 ここまで読んだ者は既に気付いているかもしれないが、
 AXERに搭載されているD.E.RはA.R.E.Xと組み合わさることにより、
 無制限のエネルギーを使用することが出来る。
 つまり、無限のエネルギー=ABCシステムを通じて常に最高の装甲、となっているわけで、
 AXERは被弾することのない最強の空間戦闘機(※)だった。
 D.E.RによるシーカーフロウとABCシステム、
 この完成こそがAXERの真の目的である。

 ゲーム中ではこれらの設定はゲームバランスが崩壊するため考慮していない。
 また、AXERが完成後は第一世代D.E.Rのまま開発が終了してしまった。
 そのため惑星下などで受ける影響は考慮されていないため、
 そういった面では未だ未完成といえるのかもしれない。